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よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

戦争と平和2

戦争と平和〈1〉 (新潮文庫)

戦争と平和〈1〉 (新潮文庫)

戦争と平和
作者:思想家/教育家 トルストイ
解説:川端香男里


2.生きる喜びとは何か?
幸福になるためには幸福の可能性を信じなければならない
人生は挫折からが勝負である


■ピエール
妻と心が通わず別居することになる
ひとはすべて現実から逃れているように思えた、あるものは酒で名誉欲で...
くだらないものも重要なものもない、皆同じことだ
18世紀初頭イギリスで組織された団体
自由平等博愛の秘密結社フリーメーソンでも挫折を味合う


トルストイ
名門貴族の四男
家庭教師や召使に囲まれて育つ
幼い時から文学的才能に恵まれていた
名門カザン大学に追試験で入学
だが大学は中退した...


■ある日の日記
朝長いこと起床しなかった
農民たちのことをじっくり考えることしなかった
嘘をつかなかっただろうか、きっとついただろう


■ナターシャ
天真爛漫な女性
美人ではないけれど生き生きした女の子
軍隊に行き自然な生き方の可能性に魅せられる
コサックちゃん、、、
コーカサス地方にある農民の村の生活を反映
美しい月見てはしゃいぐ純粋さ


■アンドレイ
負傷して故郷に戻るアンドレイ
妻は難産により亡くなってしまう
枯れた老木と自分を重ねる
春も太陽も幸福もあるものか...
だがナターシャと出会い若々しい感情が芽生えた
老木にも自然な芽が生まれていた
人生は31歳で終わりではない
自然の中で生き返る心
みんなに己の人生が反映し、、、
共生して幸せになることに意味がある


■感想
自然界の景色と人間の心の動きを重ねることはある
観察の細かさにが美しいと思う