戦争と平和3
- 作者: トルストイ,工藤精一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 文庫
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作者:思想家/教育家 トルストイ
解説:川端香男里
3.こころがひとつになる時
アンドレイとナターシャの恋物語
愛に悩み傷つきまた愛の力で立ち上がる人々
不倫あり、純愛あり、争いあり
■真っ二つの世界
僕のなかで全世界は真っ二つに別れた
一つは彼女がいる世界ですべての幸福に満ちている
もう一つは彼女がいない世界ですべてが憂鬱だ...
両親に認められず若い2人を試すために一年間外国にいくこと
■波乱の恋愛
ナターシャはアナトールの強引な誘いにのってしまう
だが実はアナトールには妻がいた...
自殺を図るナターシャ、、一命を取り留める
ピエールは支えようとする、僕をあなたを親友と思ってください
結婚してなかったら、あなたの手とあなたの愛をお求めしたでしょう
■アンドレイ
ナターシャとの婚約は破棄となる
ボロジノの戦いで7万名の死傷者がいた
足を切断したアナトール
2人をつなぐナターシャの存在を感じる
歓喜に満ちた哀れみと愛が彼の心を満たした
汝の敵を許し愛しなさいと...
■ナターシャ
戦火のモスクワで避難していた
負傷兵を助けるべきだと思い行動を起こす
家財を捨てて負傷兵を載せる
皆心を一つにしようとする
前は自分1人の愛情求めていた...
今はみんなの幸せのために愛情求める
■ピエール
モスクワに残る
ナポレオン暗殺計画
火事から少女を救出するが放火容疑で逮捕
フランス軍の捕虜となる...
道化が心理や真実をいちばんつかまえている...
無名の人々の意識の集合が歴史を動かす
■再会と死
負傷したアンドレイと再会
ナターシャと心を通わせる...
だがそれか入ってきた、、死である
アンドレイは死んだ瞬間目を覚ました
俺は死んで俺は目覚めた
公爵は生から目覚めた
■感想
歴史は意識の集合が動かす.
人の出会いや別れが意識に大きく影響を与える.