罪と罰1
- 作者: ドストエフスキー,Fyodor Mikhailovich Dostoevskii,江川卓
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1999/11/16
- メディア: 文庫
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著者:ドストエフスキー
「自分だけが特別だと思う病
互いに言葉を交わさず理解せず憎み合う・・・」
■あらすじ
金貸しの老婆とその妹を殺害する・・・
自身の正当性を思考しつつも良心の呵責に苦しむ・・・
自首するべきか、逃げるべきか、、、
■印象的な言葉・場面の一部
正義のための悪事は許されるのか?
そう、ここは棺桶だ
貧しさがそうさせるのだ・・・
法律を破って金銭を得ても民衆のために使えば・・・
思い込みの世界の住人
正義を行えるものが非凡になれるのだ、、、
自分の非凡さを証明してみせる
・・・今日は止めておこう
貧乏も度が過ぎると罪悪だ
レールにのせられた凡人の末路は?
お金のために好きでもない人と結婚するなんて・・・
頭のなかではなんどもシミュレーション
使い慣れていない武器は失敗する
大丈夫、呼吸は安定している
凡人では超えられない壁を・・・乗り越えた・・・
これで未来を取り戻す
私は正しい、正義の邪魔をする者が悪いのだ
誰にも見られないように
すべての物証を残さないように
いつの間にか正常な判断力を失っている・・・
モスクワ遠征で50万の兵士を死なせても英雄となるものがいる・・・
・・・だが俺はただ怯えきっている
自分は特別だと思い込んでいる凡人にすぎないのだろう
ただの人殺しですね
本当に自分がやったのか・・・
もうどうだっていいんだ
死んだ友人の子供にすべてのお金を送ろう
ありがとう、あなたのために祈ります