Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

ピラミッド原則確認

考える技術・書く技術
著者:山崎康司


<ピラミッドの決定要素>
どのパターンに該当するか考える

                                                          • -

■読み手の疑問

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1状況判断の疑問
これは問題か?
どのような問題が存在するのか?
どこに問題が存在するのか?
なぜ問題が存在するのか?


2解決方針の疑問
問題を解決するために何ができるか?
どうするのが最善か?


3解決行動の疑問
具体的にどう実施すべきか?

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■考えの表現方法

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1状況表現
(状況は)・・・である
(状況は)・・・になるだろう


2行動表現
(解決のために)・・・すべきである
(解決のために)・・・することが必要である
(解決のために)・・・しなければならない
(解決のために)・・・してほしい
(解決のために)私は・・・します

                                                          • -

■考えの構造

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1WHY構造
主メッセージ
why?
理由、根拠、事例など


2HOW構造
主メッセージ
HOW?
具体策、行動、ポイントなど

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文章のパターン

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パターン①状況のWHY
報告書など
1状況判断の疑問に対する回答
主メッセージで状況判断(または行動表現)を述べ、下部で判断根拠、理由(す
べて状況表現)を示す
問題は〜である。なぜならば/なぜそう判断するかといえば/たとえば


パターン②方針のWHY
提案書など
2解決方針の疑問に対する回答
主メッセージで解決方針、提案(または行動表現)を述べ、下部で判断根拠、理
由(すべて状況表現)を示す
〜を提案する。なぜならば/なぜこれを提案するかといえば(選択肢比較、現状
比較(目的、内容、予算))


パターン③行動のHOW
計画書など
3解決行動の疑問
主メッセージで解決方針(行動表現)を述べ、下部で具体策(すべて行動表現)
を示す
〜すべきである。具体的には、(具体策、行動ステップ、行動ポイント)


パターン④WHYとHOWの三段論法
問題分析と行動計画を1つにする
1状況判断の疑問に対する回答
主メッセージで状況判断(または行動表現)を述べ、下部で判断根拠、理由(す
べて状況表現)を示す
問題は〜である。なぜならば/なぜそう判断するかといえば/たとえば
3解決行動の疑問
主メッセージで解決方針(行動表現)を述べ、下部で具体策(すべて行動表現)
を示す
〜すべきである。具体的には、(具体策、行動ステップ、行動ポイント)
まとめて週メッセージとする
「問題は〜なので、解決のために〜すべきである(〜します)。」


※バーバラ・ミント女史提唱のピラミッド原則参照