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よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

罪と罰2

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰〈1〉 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰
著者 ドストエフスキー
解説 文学者 亀山郁夫


切り離されたものたちへ
観念から命へ


2.引き裂かれた男
■葛藤
もう罰が始まっているのか?
友人ラズミーヒン
娼婦ソーニャ
予審判事ポルフィーリー
独自の犯罪論について語る主人公


■犯罪者の心理
家賃滞納で警察から呼び出される
殺人の話を聞いて気を失ってしまう
意識を取り戻した後で
資材置き場に奪ったものを隠す
戻ったら高熱にうなされ3日寝てしまう…
精神と肉体の間に摩擦が起きている
追い詰められると他者が消える…


ドストエフスキーの波乱に満ちた人生
18歳の時領主の父が農奴の反乱で殺される
格差を嫌い社会主義に染まって行く^_^
危険思想者として反逆罪で死刑
恩赦でシベリアで流刑
流刑地での犯罪者との交流
人間は何処にいったって人間だ…
自分の人生を生きている人々


■希望
家族のためな娼婦をしているソーニャ
ヒロインのためになけなしの金を渡す
ソーニャの妹から感謝のキスをされる
内から希望が湧いてくる
悪と善、二面性のある主人公


■母と妹との再会
母プリへーリヤと妹ドゥーニャとの再会
お金持ちと妹の結婚に反対する
疑われているかを確認する
人間の命が犠牲になっても天才の才能は世に知られるべきだ
偏った見方を披露して予審判事に疑いの目で見られる


罪と罰
人間の歴史における犯罪と個別な犯罪を履き違えている
罪の意識は他者の存在が前提