Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

方丈記3:安定と不安定

方丈記
著者:鴨長明
解説:小林一彦


「行く川の流れは絶えずしてしかももとのみずにあらず...」


第三回:捨ててつかんだ幸せ
シンプルライフ
土台の上に建物を乗せた移動可能な住宅
琵琶と箏以外、可能な限りすべてを手放す
年の離れた少年と山菜採りに落穂拾い
常に歩き体を動かすことは養生になる
方丈の庵で気ままに生活する


■情
友人を得るときに...
ひとは上辺の愛想だけみてしまう
相手が裕福であるかをみてしまう
本当の情の深さは必ずしもみていない
本当に大事にすべき人を大切に


■小さな居場所
一間の庵を愛して止まない
都に出ていくと恥ずかしい気持ちもあるが、、、
家に帰ると世俗にまみれた人を哀れむ
魚は水に飽きることはない
侘しい住まいの良さも住んで見なければ分からない


■安定と不安定
二律背反した気持ちを持っている
安定を求める気持ち
不安定を求める気持ち
やらないまま人生を終えることを恐れる
老境に差し掛かった時心を整理するきっかけになる
800年前から存在する断捨離本のルーツである