臨床ユング心理学入門
著者:山中康裕
序章
臨床ユング心理学への道
印象的な言葉めも。
臨床医が直すのではない、治療の過程で
クライアントが自分が苦しんでいたことに気づくことが
クライアントにも臨床医の間にも新しい変化を生みだす
相手のためと自分のためが相互作用する
正しいという言葉は使わない
どんな理論にも適用範囲がある
自分がここに書かれているような状態だったらどうしただろうか?
実存主義とマルクス主義のどちらにも矛盾がある
精神医学とは人間の精神を徹底的に追及していく学問である
解釈にはあまり重点を置かないほうがいい。
患者さんをしっかりみつめ、一緒に箱庭を味わっていけば、
患者さんは治っていく・・・
絵画療法と箱庭療法の経験を言語化、理論化する際に
ユング心理学への道が開かれた・・・