Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

精神分析入門・夢判断

精神分析入門・夢判断
著者:フロイト

ことばめも。
神の前に人は平等であるという理想だけがさまよっている
見ることのできないキズがある
治療が行えたとしても原因そのものはまだわからない・・・
神経症があらわれるきっかけを患者の口から聞くたびに消えていく
人は自分が思うままに感じる権利がある
見えないキズの正体とは心理的外傷にほかならない
自身で承認できない感情は抑圧され精神を傷つける
自由連想法を用いて患者自身に病の根源を見つけさせる
フロイトはその治療法を精神分析と名付ける

身体が成長するように感情も段階的に成長する
感情の発達段階でとどまってしまうことがある
己の未熟さを肯定することなしに先へは進めない
夢とは無意識に抑圧された願望のあらわれ
夢の衝撃を和らげるために自我が検閲し加工する
自身を分析し無意識の欲求を探る
起きることすべてに意味があるという結論

第一次世界大戦の勃発
人は文明化しきっていない
人は文明化できると思えたのは幻想か?
自我がイドのエネルギーをコントロールして生み出した文明
それを構築できた人間はもっと成長できるはずだ・・・


□感想
精神は傷つきやすい、自分を欺くのもうまい。
未熟な部分、認めたくない部分と向き合うには力がいる。
未知の分野を体系化し、治療法の確立を目指したフロイト
自身も多くの葛藤を経験している。またしばらくして読もう。