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よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

おくのほそ道2

芭蕉 おくのほそ道―付・曾良旅日記、奥細道菅菰抄 (岩波文庫)

芭蕉 おくのほそ道―付・曾良旅日記、奥細道菅菰抄 (岩波文庫)

松尾芭蕉『おくのほそ道』 2013年10月 (100分 de 名著)
おくのほそ道
作者 松尾芭蕉
解説 長谷川櫂


メモ書き
人生はかるみだ…
世界は絶えず変化する
しかし永遠不滅である


2.時の無常を知る
みちのくの枕詞の旅
歌人が作り上げた想像上の名所
風の便りに聞いた場所を読んでいた
結果、枕詞の旅は不可能であると感じた


陸奥のしのぶもぢずり誰ゆえに
みだれむとおもふ我ならなくに
石が転がされ半分土に埋まっていた...


松島は素晴らしい風景
260もの島々が作り出す風景
美人がさらに化粧をしたようだ
歌枕の実体、残っている歌枕に触れた


■ゼロ表現の句
松島や鶴に身をこれほととぎす
ほととぎすよ美しいつるになって鳴いておくれ...
これは曾良の句
松尾芭蕉は句は読んだがおくのほそ道には入れなかった
島々や千々くだきて夏の海
あまりに素晴らしい
言い尽くせない
書かないことによって感動を伝える


■平泉の対象的な句
夏草や兵どもが夢の跡
栄華はいつか滅びる...
五月雨の降り残してや光堂
人の営みの中で残るものもある...