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古事記2

口語訳 古事記―神代篇 (文春文庫)

口語訳 古事記―神代篇 (文春文庫)

『古事記』 2013年9月 (100分 de 名著)
古事記
日本最古の歴史書
解説者 三浦佑之


2文化と農耕の期限
古事記編纂1300年経過
物語の原型がいろんな形で見込まれている...


■分担統治
天照アマテラスに高天の原の統治を任される
月読ツクヨミに夜の統治を任される
建速須佐之男タケハヤスサノヲに海の統治を任される


■未完成な神
スサノヲだけは母に会いたくて泣いてばかり
きちんと治めなかった
イザナギは怒りスサノヲを追い出した
スサノヲは最後にアマテラスに挨拶にいく
だがアマテラス自分の土地に攻めてきたと勘違いした
鵜契で強引に正直さを認めさせたスサノヲ
だが調子に乗ったスサノヲは天上界は荒らしだす
落ち込んだアマテラスは岩戸に閉じこもってしまう
八百万の神は祭を行いアマテラスを外に出そうとする
そして目論みは成功し高天の原は秩序を取り戻す
スサノヲは高天の原から追放される


■農耕の起源(種の取得)
追放されてお腹が空いたスサノヲは途中で
食べ物の神オオゲツヒメの住まいを訪ねた
オオゲツヒメは美味しい料理を提供する
不審に思ったスサノヲは料理場を覗く
無秩序に口から鼻から...体の穴から食べ物を出していた
スサノヲは怒ってオオゲツヒメを滅多斬りにしてしまう
神の死体からは頭から蚕、目から稲、耳から粟、
鼻から小豆、陰部から麦、尻から大豆の種が生まれた


■農耕の起源(化け物退治)
地上に降りたスサノヲ
村人にヤマタノオロチの退治を依頼される
クシナダヒメをくれるならと引き受ける
強い酒を準備して待つ
ヤマタノオロチがやってきて大酒を食らう
暫くするとオロチは酔って眠ってしまう
スサノヲは8つの首を切り落として約束を果たした
ヤマタノオロチは川の象徴、肥の川
スサノヲは文化の象徴
知恵によってオロチを治めた話
クシナダヒメは実は田んぼの女神であり
タネを持つスサノヲとヒメが一緒になり農耕文化が始まる