Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

3分でわかるロジカルシンキング

3分でわかるロジカル・シンキングの基本

3分でわかるロジカル・シンキングの基本

3分で分かるロジカルシンキングの基本
著者:大石哲之


ロジカルシンキングの基本が網羅されている
フレームワークを持つことで思考を整理しやすくする。
1項目が短時間で読めるので読みやすい。


再再読
■概要を記載する
Part1(考えるコツ)
常識はひとそれぞれなので暗黙のルールを意識して論理を展開する
関係があるだけでは因果関係にならない。それが起こる確率をチェックする。
逆、裏、対偶を見分けて論理が正しいかチェッックする
演繹法(因果関係でつなげる)は論理の飛躍が起きやすい
帰納法(結論を支える事実で支える)はビジネス向け
弁証法(二項対立から新視点)の違いを把握するはビジネス向けではない
結論を三つの視点で支えるピラミッドストラクチャーを使用する
仮説思考は仮説、検証、修正のサイクルをいかに早く回せるかが重要
調査と分析はクイック&ダーティーに。目星がつけば完璧にこだわらない。


Part2(伝えるコツ)
結論・理由・裏付けの3つをセットにしたCRFの原則を念頭におく
結論にメッセージのない白紙の結論になっていないか注意する
事実と意見(思い込み)はごちゃごちゃにならないようにする
裏付けとなるファクトは数字で表せる定量データ&一次情報が強い
ビジネスではPREP方(結論・理由・事例・ポイント)、講演ではSDS法(概要・詳細・まとめ)
プレゼンはスライドなく論理構成から考える、キラーチャートを使用してインパクトを与える
ワンスライドワンメッセージ、スライドトップにメインメッセージ、表→グラフ化


Part3(鍛えるコツ)
いつどんなときも理由は3つありますと言える癖をつける
30秒以内に伝えるエレベーターピッチ
通例や慣例をご破算にしたゼロベース思考が画期的アイデアを生み出す
発想の限界を越えるAS is to be 思考(あるべき姿に現状を近づける)
ただがんばるや思いつきや手当り次第では不幸になる
大きな問題は原因を細分化して解決するイシューツリーを使う、費用×効果×期間を考慮する
物事の全体像はモレ・ダブリなく捉えるMECEをつかう、意味のある切り口で分類する


Part4(実践するコツ)
ロジカルシンキングに相性の良いパワーポイントを使う
ボックスと矢印で関係性(ピラミッドストラクチャー、ラベリング、三角、サイクル、フロー)
イデアを箇条書は使わないずボックスやフォーマットに入れると生産性の高い思考ができる
2×2オリジナルマトリックスで物事を視覚的に分かりやすく整理できる
アンケートは事前と事後比較。
まわりのパフォーマンスも上げるSMARTを意識して目標を設定する
※S・M・A・R・T→具体的?・定量的?・現実的?・成果に基づいて?・期限は?
会議は議論と資料作成/確認/承認ができる超並列会議を目指す
どこまで決めるを決めておき課題を明確にして、その場で成果物を修正していく。
答えより思考のプロセスを重視するフェルミ推定で自頭力を鍛える


ビジネスシーンで意識して情報共有や問題解決を早めるために使用することが重要。