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よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

1冊を10分で読む速読術:再読

「1冊10分」で読める速読術 (知的生きかた文庫)

「1冊10分」で読める速読術 (知的生きかた文庫)

1冊を10分で読む速読術
著者:佐々木豊文


再読.
第一章
1ページ3秒で読めるでしょうか?
1新しい知識を素早く飲み込む能力
2鋭い質問をする能力
3異なる分野の知識を関連づけて理解する能力
4プリントアウトされたコードを一目で理解できる能力
5ドライブや食事のときもコードのことを考えている熱意
6極度の集中力
7自分が書いたコードを写真のように思い浮かべられる能力

情報力・判断力・先見力・人間力が必要な時代
速度力によって行動や人間性を変えることができる


第二章
先に読書速度を身に着ける
すべての文字を正確に視覚に入れつつ読み進める
2000字/分をマスターする
情報読みをマスターする
速読眼、速度脳を開発する
■速度向上
練習1音声化せずに漢字だけ見て次の漢字に進む
練習2文字を音声化せずに最後まで追い続ける
■正確向上
練習1見開き2ページ行末に来た時に次の行頭をとらえる
練習2行頭と行末だけを見ていく
■全体読み=鑑賞読み
■部分読み=情報読み
情報読み技術について
■検索よみ
何が知りたいのかを具体的に持つこと
結果を得たらすぐに検索作業を終える
■スキャニング
目をページの真ん中に固定して滑らせてキーワードを探す
■スキニング
把握したいポイントを明確にしておく
小説を読みながらなら5W1Hを意識する
随筆は作者が感動したことを意識する
論説はタイトル、プロフィール、テーマ、1・2段目
論文はアブストラクト、諸論と結論
説明は検索読みやスキャニングを使う


新聞:見出し読み→前文読み→本文
雑誌:目次→写真+前文、図やグラフなど
書類:タイトル+発信者、箇条書き部分など
まずは認識できる情報量を増やしてから情報読みを身に着ける




第三章
5つの視覚機能を鍛える
・眼力→瞬きを少なく
・弾力→上下左右に高速に動かす
・リズム→深く集中し行の上端と下端をみる
・速度→スローからハイスピードまで
・合焦点→文字に合わせる
3つのポイントを意識する
・焦らない
・1行を1秒
・音声化しない
ゆったりしているときは視野が広がる
瞬間的に理解できる文字の量を増やしていけばいい
単語、フレーズ、文章、段落と一瞬で把握できる範囲を増やす
まずできないという意識を捨てる
印象深い事柄ほど想起しやすい
記憶の流れ:記銘→保持→想起
・記銘するときに、興味を持ち、観察し、関連づける
・保持するために、繰り返し、思い出す
・想起するときに、落ち着いて、深く集中し5W1Hを自問する
エピソード記憶意味記憶を利用する
記憶力は使えば使うほど伸びる
内容は勝手に潜在意識に記憶されるのでリラックスして読む
同じ分野の本をいくつか並行して読む
観点の違いや、理解が進む場合が多い
思い出せないときはその悔しさを感じてから調べる
読んだ本の内容を人に説明する
記憶の反復方法の3つのポイント
・自問自答する
・繰り返し読むことを日課にする
・読んだ内容を人に説明する
メモをとりすぎてはいけない
メモをとる人は説明を知識としておぼえようとしてしまう
肝心なのはイメージを持ちながら内容を自然に理解すること
左脳で言葉を理解し、右脳でイメージする
自分の中で情報を理解して知識とする
・体験と照らし合わせて妥当か
・既知の内容と矛盾がないか
・因果関係に誤りはないか
・時間の流れから見て順当か
・より大きな範囲での位置づけが分かるか
・自分の思想と照らして納得できるか
まず全体像を把握するために簡単な本を読んで前提知識をつけよう


第四章
読解力7つのポイント
・語彙力をのばす→多読
・経験を積む→経験する
・論理力→言葉の定義を理解する
・想像力→小説などで場面をイメージする
・記憶力→文学を読みワーキングメモリを増やす
・統合力→場の空気を読み、感情をコントロールする
日常生活のなかで想像する機械を多く持つこと
ゆっくり読みながら思い浮かべる練習をする
読書は本の内容を受け入れること
・椅子にゆったりと座る
・深呼吸をする
・数字を数える
・座禅をして思考せず見ることを学ぶ
生活習慣も意識する
腹八分で糖分や乳製品は遠ざけ伝統的に日本食を心がけること


以上