星の王子さま(みえないもの)

星の王子さま―オリジナル版

星の王子さま
著者：アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ
解説：水本弘文、中嶋朋子

「大事なものは目に見えないものです」

再読。こどもにも読み聞かせたくなる話です。
大人も楽しめる話でした。
印象に残る言葉
第四回すべては心で変わる
■この世で大事なもの
大事なことは目に見えない
飼いならした相手には責任があるのです
絆を結ぶことは無責任には出来ない
逆に人と人は深く繋がれる可能性がある

■砂漠の井戸
星たちが美しいのは一本の花があるからなんだ
砂漠が美しいのは井戸が何処かにあるからなんだ
星も砂漠も美しいものは目に見えない
寝てしまった王子様を抱えて歩くと井戸が見つかる
見えないものの大事さに気づいた時だった…

■村の井戸
井戸に込められたメッセージ
つるべも滑車もあるような井戸
今は忘れられている要素が詰まっている
本当の絆を大事にする生き方に思い出して欲しい

■居るべき場所
体が重すぎて帰ることができない王子様
蛇に体を噛ませて魂になって自分の星に帰ろうとする
心の目にしか見えないバラの元へ
自分の居るべき場所に帰る決意をする

■王子様が残したもの
君が夜に空を見上げたら僕が笑っている
空を見上げたとき僕と花を思い出して欲しい
君は笑う星を手にいれたんだよ