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よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

つれづれぐさ3

ヘタな人生論より徒然草 (河出文庫)

ヘタな人生論より徒然草 (河出文庫)

徒然草
著者;吉田兼好
解説:荻野文子

第三回:世間を見抜け

『つれづれなるままに日ぐらし
すずりにむかひて
こころにうつりゆくよしなしごとを
そこはかとなく書きつくれば
あやしうこそものぐるほしけれ』


吉田兼好
人間の愚かさ弱さを熟知した人
世の中の無常を知りつつ俗世と関わり続けた人


嘘/見栄/群集心理の集合体
狛犬の向きが反対を向いている......
これは趣が有るな......
いや子供のいたずらです
知ったかぶりと付和雷同に気をつけよう


世間の話は無駄話、陰口、噂話
潤滑油になるがやっぱり気をつけましょう


賀茂神社の馬競
木の上で眠りこけている僧を笑う群衆
我らが死の到来を忘れて見物していることも愚かだよという


うそは世間の常
嘘をつかれたときの対応
信じる人、加える人、気に留めない人、考え込む人、そのままにする人
分かったふりの人、慎重に危ぶむ人、手を打って笑う人、
あれこれ言わない人、嘘に協力する人
どれも周りに見抜かれてますよ
世間にあふれる情報はほとんど嘘だと思って良い


他人より賢いとうぬぼれることは過ちのもとである
能力が有ると思っている人ほど争うことになってしまう


大人にとってはただのいたずらが
子供にとっては切実な問題になるので特に注意が必要だ