Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

Sofies verden

ソフィーの世界
Sofies verden


答えより質問が重要だ。
提示される大きな2つの質問。
「あなたは誰?」
「世界はどこから来た?」


□あらすじ
不意に訪れる一通の手紙
ソフィーは自分自分が何者であるかを探すため
西洋哲学史をたどる旅に出る
哲学的な問に人は神話によって答えを出してきた
神話によって解答を与えることが
自身で考えることを妨げることもある
答えは出るのだろうか・・・


印象に残る言葉(抜粋)
□ソフィーの意味
ソフィア=知恵
世界を正しく認識できる目を
歴史を辿る旅


□宇宙飛行士と脳外科医
何度も宇宙にいったが
宇宙に神はいなかった
何人もの脳を手術したが
思考のカケラを見た事はない


□西洋哲学史
古代ギリシャ〜中世(5-15世紀)〜現代
ソクラテス「死を避けるのは簡単だ、悪を避けるほうがずっと難しい」
プラトン「世界はすべてイデアの影、洞窟で暮らすようなものだ」
トマスアクィナス「人間には神性があり芸術を通して表現される」
シェークスピア「存在するか否かそれが問題だ」
コペルニクス「地球が宇宙の中心ではない」
ミケランジェロ「大理石の中から現れてきたときだ」
グーテンベルク「知識を大衆のものに」
デカルト「我思うより我あり」「人間には完全という観念がある」
ジョージバークリ「知覚されるものが存在する」
ロベスピエール「自由・平等・博愛」
ニーチェ「神は死んだ」「自身の価値を追求する」
キルケゴール「人間は誰でも一人で決断できる」
ヘーゲル「新しい考えは古い考えの上に立つ(テーゼ/アンチテーゼ/ジンテーゼ)」
レーニン「市民にパンを、農民に土地を、国に平和を」


□物語とイデア
最後のページになる前に
終局した世界はファンタジーの世界へ
物語の中のイデアとして永遠に探求し続ける
永遠の世界が幸せか?
それは誰にも分からない


□人と星
すべては一つの爆発から
あらゆるものが生成された
人だって星のかけらだ
多様性が多様性を広げ
可能性を無限に広げている