Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

蒼天航路1-12

蒼天候路
原案:イハギン、王欣太

読み返してみたり。
せっかくなのでメモ。

1.
権力は諸刃の剣
兵は不詳の器にして君子の器にあらず
知をもって国を治むるは国の賊なり
人を信ずれば人に制せられる
千年真実
生涯何人の人を楽しませることができるか

2.
一人の敵を屠るには一振の剣があればよく一群の敵を屠るにはさらに一槍があればよい
国家とは万民の大儀
悪徳の烙印を押された人と美徳の誉れ高き人の本質を見る

3.
地を知り、人を知り、天を知る
天下の民の笑顔を見ること
倒れても前進する人々がいる

4.
兵に常勢なく水に常形なし
よく敵により変化して勝をとるものをこれ神という
行軍に緩急をつけよ、人を絞り込む
人の痛みが、およそ社会の要求の底辺を形作る

5.
法の遵守の尊さ、古き慣習の不合理の打破
玉座に対する礼はなく、皇帝と称する人間にのみひれ伏す
生きていること自体が希望

6.
大儀とは暴虐の上には長くとどまれぬが故に大儀という
地味な尽力が風評を生む
目先の利権を貪る人

7.
贅の限りを尽くして善悪さだかならぬ果てに届いてこそ尊重な王となるのだ
魏の武殺戮を恐れず
思いを名に託す
あきらめと無関心が社会をアブノーマルにする

8.
天下を前にし誰よりも早く休むべし
戦は収穫量を基礎に組み立てる
現実主義の矛盾を保管するヒューマニズム
政治への信念が義となりえる

9.
社稷を祭る人を超越した天子、天子を称する一人の人間
土地の神・社、五穀の神・稷、二神を祭る場が社稷
家族のひとつふたつ
乱世とは水面の波紋にすぎぬ
水の上と下をふたつを同時に見ることはできるない
儒教精神のプロパガンダ

10.
非礼とは天に対しおのれの力を過信した者の行いという
影を背負い、陽を前に抱く、王たるもののかわらないかたち
幾重にも絡まる精緻で複雑な頭脳回路
変わるときにかわらなければならない

11.
武運は指呼の間にあり
一瞬たりとも死ぬ気がしない
満足の度合いとは心算ひとつで大きく異なる

12.
名もない命も鳴り響く名の命も同じもの
人を治めつつ、人を顧みぬもの
乱世を戦いつつ、治世を始めるもの
天を知りつつ、天意に背くことを恐れぬもの
親から受け継ぐべきは度量のみ
天は恐れ敬うものにあらず、全身全霊でいとおしむもの
志が簡潔ではっきりしていれば人が集まる
大きいものは小さいものの集積ではない