Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

自分の考え整理法2

自分の考え整理法
著者:鷲田こやた

マニュアル思考術≒インスタント思考術≒先人の知恵
誰しもがある事柄を知るルートを確保しようとする

第二部
実践読書法

・2.1読むために買う
今日の知識人とは知識を売って対価を得る人
漫画は即効性と訴える力が強い
活字は繰り返しに人の記憶を喚起する
谷沢永一の読書エッセイ「読書人の立場」
必要な本は常に再利用可能な状態にしておく
信頼のおける入門書が必要だ
最先端の問題は研究者の頭の中に
最初の無駄はのちのちの投資
読書のための読書≒最高の贅沢
パソコンは普遍言語になりえる
普段使う思考回路とは別の回路が開かれる
司馬遼太郎藤沢周平松本清張etc


・2.2ノートはとらない
扉の裏にメモや参照箇所のしるし
読書とは一人の観念的作業である
気に入った人がいたらまとめて読もう
高橋和己、大江健三郎開高健etc
人間の世界のものごとについて一人の視点から記す


・2.3忘れることはいいことだ
忘れることで覚える
本は宝ではない、道具だ
何を引用しているかからたどる
自分が誰のどの時点の意見に依拠して発言しているか自覚できたら・・・
キーワード・断片・命題の重要性・・・本からの独立
対象の中で死ぬ、自由の積極的概念、対象を自分のものにするため飲み込む
一体化したくない異物・・・フィヒテいわくアンシュトース(癪の種)
それでも目を背けない
ドゥールーズ、スピノザ、アルセチュールetc
青春の書、中年の書、老年の書の一冊を求めて

自分は不定、自分がない状態が自分を探す・・・
人間のぎりぎりの状態だ。
本読む時間が欲しい。
確保しなくては。