投資信託

〜投資信託〜

ポートフォリオ理論は優れた理論だが、個人投資家は資金量が少なく知識も時間的余裕もない。
そこで投資信託という金融商品が開発された。
投資信託とは、不特定多数の投資家から集めた資金を一つの基金（ファンド）にまとめて、専門家（ファンドマネージャー）が運用する仕組みである。
この投資信託は、投資対象、設定方法、収益の分配方法、換金方法、法的形態による分類がなされている。
金融リテラシーが低い日本では証券投資を単なるギャンブルとみなされる傾向がある。
投資信託はさまざまなビジネスリスクを負担し、個人投資家にポートフォリオ理論の恩恵を間接的に与えているという点で評価できる。だが同時に、リスクを恐れ金融商品に手を出さないことも賢明とも思える。