知の逆転 第一章
- 作者: ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン,吉成真由美
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/12/06
- メディア: 新書
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いかに生きるを学ぶには全生涯を要すbyセネカ
第一章 文明の崩壊
ジャレド・ダイアモンド
孤軍奮闘もいとわずことの本質を見つめる...
遺伝子と環境すなわち出会いが独自の世界をつくる
西欧の覇権は民族の能力の違いによるものでなく、単なる地理的な有利性の結果にすぎない
国家間格差があるかぎり紛争は続く
人間とチンパンジーの間は1.6%しか遺伝子に違いがない
直立歩行、脳の肥大化、言語発達で人間は進化
いじめは時代錯誤の暴力であり容赦しないほうがいい、多くの国で犯罪と認定されている
ネットワークは発達しているが、face to faceの情報量にはかなわない、顔や言葉で敵味方を識別してきた歴史が見かけを重視する
高齢者は経験知や歴史を教えることで同じ過ちを繰り返させないように次世代を導く必要がある
宗教については議論しないことにしています、科学で宗教について説明可能な部分と可能でない部分がある
私自身は今の所なんの意味も見いだせていません
広く行き渡る教育が望まれている
子供とともに環境教育を進めることが必要だ
700万年に渡る人類の歴史のなかで小さな社会が最も適したモデル
と言えるでしょう
推薦図書:ペロポネソス戦争史