ABOVE LIFE’S TURMOIL:後半

「原因」と「結果」の法則〈3〉困難を超えて

ABOVE LIFE'S TURMOIL
原因と結果の法則３
著者：ジェームズ・アレン
翻訳：坂本貢一

「清廉な人間は貴重な経験と智慧の結実であり、
周囲に良い影響を及ぼすことができる・・・」

＃種と収穫＃
幸せになりたければ人々に幸せを願うこと
私はこれまで他人のために何をしてきたのだろうか？
私はいま、他人にどんな姿勢で接しているのだろう？

＃法則への服従＃
法則に従って生きること
人は自分が蒔いたものを刈り取る
人は自分を救済できるのは自分自身のみである

＃不動の正義＃
怒りと憎しみに囚われているとき人は真実がみれない
奪う人間は奪われる
知性があり不正義を見る事をやめた人間はけして傷つくことがない

#理性の光＃
理性が十分に働いているとき人は道を誤らない
理性にしたがうことで途方にくれることはなくなる
理性という言葉と、言葉という単語はある種同義である

＃自己コントロール＃
日々の自己コントロールによって善性と智慧を磨く
自己コントロールの肯定、抑制、浄化、追放
すべての人の内側に非利己的な中心がある

＃決意＃
決意とは新しい経路を築くための作業
達成する事の価値を認識しけして疑いをもたないこと
試練を喜ぶことができる人間が決意をかたちにする

＃勝利者＃
自我の克服は神秘的でなく現実的で実用的な作業である
利己的で激しい感情は放置してはいけない
自我の克服、抑制、忍耐、放棄、理解、勝利

＃満足＃
満足とは努力を放棄することでなく、努力を不安から解放すること
満足していいこと、所持している物、人生でおきうる物事、内なる思い
満足してはならないもの、知識、人格、智慧

＃人類愛＃
人間愛は平和な心の持ち主によって育まれ体験される
人間愛を妨げるもの、過剰なプライド、自己愛、憎しみ、避難癖
人間愛を育むもの、謙虚さ、自己放棄、愛、思いやり

＃平和の草原＃
悪いものとは無知に起因する過ちのあらわれ
偏見のなかにはいかなる理性も存在していない
人々に対する偏見を放棄したとき偏見に穏やかに対応できるようになる

あたりまえのこと、あたりまえにできること
でもあたりまえにおこなうことがむずかしいこと
わすれないこと、意識すること