Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

方法序説:その2

方法序説
著作;デカルト

理性をうまく活用できれば
人々は幸福に近づく事ができる

「我思うゆえに我あり」
あまりにも有名すぎる言葉が生まれた背景と意味について
世界のすべてのものが存在していないとしても
それを疑っている「私」は確かに存在する?

ことばメモ。
□真偽と方法的懐疑
真であるもの以外受け入れない方法的懐疑
夢=幻想=偽
現実=幻想=偽
思考している自分=真

□問題と推論と結論
問題を明らかにし
推論を展開し
明晰な結論を導く

□私と身体と精神
どこで私が認識され得るのか?
私の存在は身体には依存しない
精神=私であるという帰結

□不完全と完全
完全性・・・永遠に変わらないもの
自分は完全ではなく不完全な存在だ
ではなぜ完全なものの観念を持ち得るのか?
不完全なものは完全なものとの比較から生まれる
完全なるものから与えれた観念を用いて理性的に認識したものは存在する

□物体と認識
物体は感覚に特定の状態をある現象として伝えている
物体そのものでなく判断を介して認識される
物体の観念は精神では変えられない
物体とは時間や空間のなかで広がりを持つもの

心身二元論と精神
精神は身体(物体)がなくても存在しうる
身体(物体)は精神がなくても存在しうる
ほかの生物と人間を分ける線だという

現代では、ほかの生物にも精神性を持つものが存在するとわかってきているが
説明自体は単純でわかりやすい理論である
理性的に認識したものは真とすることで認識という行為が再構築される