Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

もしドラ:後半

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
著者:岩崎 夏海


単純明快なことだが、わかりやすく説明されている
あり得ない事柄も単純かすることでの訴求力が増す
印象的な言葉メモ


6「みなみは戦略と現状について考えた」
組織の最適化を実施する
トップマネジメントによるレギュラー決定
分担マネジメントにより権限と責任を移譲する
志望動機をヒアリングし、真摯さをみる

7「みなみは成果について考えた」
一丸となって取り組んだプロセスも大事だが
組織体の目標を努力でなく成果に向けることが必要だ
過去より未来に向けさせる
感動は時間が経過しても色あせないものだ

8「みなみはマネジメントのあるべき姿を考えた」
一つの失敗で積み上げたものが崩れさる
それでも人の成長を信じて
貴重な経験を積ませることが
マネジメントの真の道だと説く

9「みなみは大切なものをなくした」
美しいものや純粋なものを保つことは難しい
いまここにあるものがずっとあるものだと錯覚してしまう
有限な時間の中での別れはつきものだ

10「みなみは高校野球に感動した」
唐突の死は自暴自棄な心を呼び覚ます
逃げても本当はいいのかもしれない
それでもみなみは球場へ戻ってきた
一打で感動する


ストーリーは用語を補完する効果がある
ドラッカーは組織の目的は社会問題の解決だと説く
これは非常に共感するところである
利益追求と社会貢献を組み合わせて継続して
実現していることに存在意義がある