風の歌をきけ

風の歌をきけ
著者：村上春樹

読むこと自体を楽しむ読書。
気になることばめも。

7完璧な文章などといったものは存在しない。
12左側に得たもの、右側に失ったもの
17考えるふりをしているだけ
26放っておいても人は死ぬ
29君が山羊、僕が兎、時計が君の心
48借りたのは返さないと
67私は貧弱な真実より華麗な虚偽を愛する
67優れた知性とは二つの対立する概念を同時に抱きながら、
　その機能を充分に発揮することができる
74いつも傘をさすんだ
79嗅ぎ分けられる
85私の正義はあまりにあまねきため
88朝から晩までペンキ塗り
89科学的直観力
92どこかを修理すると別のところが目立ってくる
95人間のレーゾンデートゥル（存在理由）
105再び十字架にかけられたキリスト
117書くたびに自分が啓発されていくようなもの
120みんな同じさ・・・強い振りのできる人間がいるだけさ
123ロマン・ロランのジャンクリフト
124宇宙空間で時がどんな風に流れるのか知っているのかい
135固体は進化のエネルギーに耐えることができない
137なんとなく損な星まわり
148起き上がって港まで歩き、海の香りを胸いっぱいに吸い込めたら
149実にたくさんの灯りが見えた
149僕は君たちが好きだ
152惜しまずに与えられるものは、常に与えられるものである
157昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか

伝わる教養・気品・癖・夢・やさしさetc
すべてが過ぎ去るなかで、光るものがある