デッドライン6計測と制御

デッドライン

デッドライン
トムデマルコ著

プロジェクト管理の実験結果メモ
開発プロセスのモデリングとシミュレーション
・仕事を完成させるプロセスに関する直感をモデル化する
・仲間との対話でプロセスの進行に考え方を伝えたり修正したりするのにモデルを使う
・モデルを使って結果をシミュレートする
・実際の結果と比較して修正していく
・適正なスケジュールや最適な決定事項がくつがえされない環境はなかなかない
・どんな仕事にも政治が絡む

病んだ政治
・いつでもクビをかける覚悟が必要である
・しかしそれでも病んだ政治の影響を受けないとは限らない
・病んだ政治はどこにでも健全な組織にも出現する可能性がある
・病んだ政治の決定的な特徴は、個人恩権力と影響力の目標が、 組織の自然な目標より優先されることである。
・これは病んだ目標が組織の目標と相反する場合でも起こりうる
・病んだ政治の副作用の１つは少人数のプロジェクトを抱えることが危険になることである

・１９９４年時点で１機能ポイントあたり１０５０ドル、
・平均的な保守は５００機能ポイントにつき１人
・デバッグ前コードは１機能ポイントにつき５，６個バグがある

機能ポイントの計算方法と給与データを掘り起こす方法を教えて任せる
入出力ストリーム、データベース、データ要素など
どんな合成物でも原始的な尺度に頼るしかない

測定基準
・すべての製品のサイズを測定せよ
・単位は気にするな
・客観的な尺度が出来るまでは主観的な単位で
・手に入るすべての基本要素を元に合成尺度を作成する
・考古学的データを収集して完了プロジェクトから生産性を算出
・合成尺度の公式をいじり、考古学データベースのプロジェクトの労力の相関関係が最良になるポイントをみつける
・過去のデータベースを元にトレンドラインを引き、予想される労力を、合成尺度の値の関数として示す
・予想を立てるべきプロジェクトの合成尺度を算出し、トレンドラインから予想される労力を割り出す
・生産性トレンドのノイズのレベルは予想を立てるときの誤差の目安にする