Riverside Learning LABO(Skill/Idea/Code)

よりよいシステムのため工学系と人間系の学習下書きメモ

アイデアが交わる時

when ideas have sex
イデアが交わる時
Matt Ridley


印象的な言葉メモ
■人類の歴史(悲観的シナリオ)
1,970年代人類の未来は暗かった...
人口爆発、環境汚染、癌の流行、酸性雨、砂漠化、
そして核の冬がくるばすだった
でも大丈夫でした.


■人類の歴史(現実シナリオ)
世界の平均所得はインフレ率を見ても3倍になり、
寿命は3割のびて、
子供の死亡率は7割近く減り、
食糧生産は3割増え、
人口は2倍になった
→なぜ増殖と繁栄を両立できたのだろう?
 どうやってが人がアイデアを組み合わせるのかを
 理解できれば今後の課題にも対応できる!


■手斧とマウス
実はほぼ同じ形
3万世代同じ道具だった手斧
だがマウスは5年で変わる


■技術の融合
有性生物は1つの個体が2つの遺伝子の情報備えることができる
文化的な面で生殖とおなじような行為は交換である
人はものとものを交換することができる
アダムスミス曰く「犬は骨を取引したりしない」
文化が群ごとに固定化していたら発展しない
交わることで発展する


リカードの見解
分業により、習熟は向上し、
時間を節約し、専門化が進み
交換がより盛んになる...
そして時間を節約できるそして豊かさが生まれる


■人間の叡智に日常的に触れている
マウスひとつで考えてみる
誰がこれを作れるというのだろう?
誰が誰のために作ってくれたのか?
誰かが私のために作ってくれたとも言える
きっと何百万人も関わっている
人間だからなしえたマウスという存在


■専門家と交換の歴史
専門家と交換で豊かさをとる
遥か昔は性別分業で狩猟と採集に別れた
FOXP2遺伝子を持っていたのでネアンデルタール人
が滅びてしまったのは分業をしなかったからかもしれない
交換は農耕より古く10万年前から行われていた


■全行程を知らない作り手
マウスをの作り方を知ってる人はこの世にいるでしょうか
マウスメーカーの社長だってわからない
製造ラインだってわからない
製造ラインを動かす燃料の採掘することだって省けない
だれも全工程は知らないのです


■知性の限界の超越
人間は専門家によって個人の理解を超えた
知性の限界を大きく越えられる
社会にとって有益なのは相手に情報を伝達し共有する力だ
個人の賢さでは到達できない
われわれはひとりは集合脳のほんの1部に過ぎないといえる
その中で様々な技術が交わることで少しで技術が進歩する
悪いことも必ず起こるが情報社会でその進歩は加速する...


■文明の生み出す価値は∞
手斧はOne substance
マウスはa cnfection of different ideas
交換と専門化により発展する人間
exchange specialization
集合脳としての人間
the collective brain
合理的な楽観主義者
a rationl optimist
誰もが使える情報やソフトウェアを共有すること
commons


■感想
手斧とマウスの類似点と相違点から人間の文化と歴史に触れる
専門化と交換は人、企業、社会すべての発展に欠かせない
またそれらを結びつける存在も貴重、コラボレーションしやすい環境が鍵