悪魔の流儀(デーモンスタイル):1
誰も書かなかった SEサバイバルガイド ~やりたいことしかやらない「悪魔の流儀(デーモン・スタイル)」~ (WEB+DB PRESS plus)
- 作者: 桐山俊也,川村丹美
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/04/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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やりたいことしかやらない
悪魔の流儀(デーモンスタイル)
著者:桐山俊也
:川村丹美
:西澤晋
■目次
#序章:なぜ悪魔は生き残れるのか#
1あなたの隣の出来るSE
#第一章:悪魔のビジョン:自分の価値基準で行動する#
1悪魔は価値観がはっきりしている
2悪魔はあくまでも自分が基準
3悪魔は開き直っている
#第二章:悪魔の戦略:やりたいことに集中する#
1悪魔はやりたいことを優先する
2悪魔はやりたくないことを捨てる
#第三章:悪魔の戦術:できる方法でやる#
1悪魔はがんばらない
2悪魔は最短距離を選ぶ
3悪魔は必要なときは惜しまない
#序章:なぜ悪魔は生き残れるのか#
1あなたの隣の出来るSE
自分の価値基準で行動する→開き直る
自分のやりたいことに集中する→好きな事をやる
できる方法でやる→がんばらない
悪魔は多様である、派手、地味、合理的
#第一章:悪魔のビジョン:自分の価値基準で行動する#
1悪魔は価値観がはっきりしている
■関心をもっていたらどうなるか
その障害はどうしておきたか?
どうやったら原因と発見できるか?
実務担当者はどうやって解決するか?
■ビジョンとは目的が果たされている状態
システム管理者→業務プロセス管理者→ビジネス管理者→経営者
空間的制約から解放された状態で勤務する
特出した技術専門分野を持つ(構造化プログラミング、オブジェクト思考設計)
特出した業務専門分野を持つ(人事給与業務)
技術調査、プロトタイプ検証をこなす
自分の研究所を設立して大学教授になる
■ビジョン策定時の注意点
自分に求められていることでなく、自分がやりたいこと楽しいことを考える
不得意の克服より、得意分野の強化を重視する
「興味」「有益性」「実現性」「状況」
やりたいことから手がつけやすく、効果的で実現可能なものを見つけ出す
■悪魔への道程
第一フェーズ「吸収」:真似る、集める、量が勝負:定石を知る
第二フェーズ「熟成」:選ぶ、考える、質が勝負:取捨選択、試行錯誤する
第三フェーズ「精錬」:見直す、捨てる、変化が勝負:PDSを廻して改善する
2悪魔はあくまでも自分が基準
自分のやりたいことに専念し、良い人と思われたいと思っていない
■どうして〜ねばならないのだろう
どうして約束時間に間に合わなければならないんだろう
どうして会議に出なければならないんだろう
どうしてこのシステムを開発しなければならないんだろう
どうしてお金を払わなければならないんだろう
■代替案
人がいない→集めるか、人がいなくてもできるようにする
時間がない→延ばすか、期間内でできる範囲に限定する
環境がない→作るか借りるか、なくてもいいようにする
■思考法
「演繹」制約を無視して発想する
「帰納」結果を想定して逆算して考える
「弁証」統合または、解体して制約条件をなくす
「転換」制約条件を変化させて制約条件をなくす
■アクティビティ管理
小さな仕事から、大きな仕事から、生じた仕事から、期限の近い仕事からetc
今気になることをやるのが悪魔の流儀、5~6個程度
生存本能が導きだした仕事に有限のリソースを割り当てる
覚えていてもできないなら忘れて良い
悪魔は積極的に先送り、後回しを実施する
タイムアウト方式(○○時間内でできるようにする、またはできる範囲をする)で仕事を行う
漏れが許されないものはチェックリストを作成する
3悪魔は開き直っている
■誇張しない
自分を良く見せようと思わない
やりたくないことはやらない
分からないものは分からない
■主張する
自分の意見は主張する
約束した事はきちんと果たす
信頼が確立されれば意見が尊重される
■出来る範囲で対応する
何でも知っている(はず)は誤解を解く
いつでも教えてくれる(はず)は誤解を解く
簡単にできる(はず)は誤解を解く
続く。。。