イナイイナイ

イナイ×イナイ PEEKABOO (講談社文庫)

イナイイナイ
PEEKABOO
著者：森博嗣

いないいない
どこにもいない・・・
どこもどこも
だれかがいるよ・・・

キーワードメモ。
一言一句大空の虹の如く繊細に
僅か数秒の間に意外なほど遠くまで思考が到達する経験
その可能性を最大限に活かさないと
高雅と智慧と活溌
訪ねてきた人間を、観察できるし攻撃できる
相手の誠意というか、人間をみるもの
見過ごしてはおけない
見つかってほしい場合と欲しくない場合
なんとか力になれないものか、という方向へ思考が進む
調査が可能かどうかのほうが問題だ
最も完全な人間美の表象
生きているなんて、それだけで残酷
この建物自体が美術品として素晴らしい
やっと正常な空気が吸える
誰かが持っていったんだなって
どちらへ出て行ったのでもない
どんな想像をされましたか？
憂鬱な暗示を含み、深遠な観念を表わすように配置され・・・
え、困るよ、そんなの
人間が認識していたかどうか
私は、生きている。どうしてでしょう？
僕は雇われてもいません。
どなたか犠牲者になる方はありませんか？
何一つ行動には移していない
尋ねたらいけないんだよ
その花に気づいたのは初めてだった
チャンスがあるかもしれない
物理的に考えて
体が痺れる感覚
それは、おそらく作られた人格
「ばあ、いないいない、ばあ」