寡を患へずして均しからざる患ふ

論語メモ

「寡を患へずして均しからざる患ふ。
貧を患へずして安からざるを患ふ。」

人の上に立つ長たるものは、物が少ないのを憂うのではなく、
配分が均等でないことを憂うべきである
また貧困を憂うのではなく、人の心が安んじていないのを憂うべきである

均等であれば人々は自分が貧しいと感じることはなく
心が安定していれば人は互いに思いやることにつながる
その基盤の上で人間としてどう生きるかを学び考えることが大事だ